長野県上伊那農業高等学校

10月5日 各種花きの生育の様子

肌寒くなってきましたが培養室は年間22~24℃で一定に保たれており快適です。

夏の電気設備点検で1日停電がありましたが、培養物は無事に成長しています。

特に8/1,2に採集・播種した美ヶ原アツモリソウは当初コンタミネーションも数本起こり、白い未熟胚が茶色く枯死している様子も見られたので発芽(成長)は厳しいかと思っていましたが、本日発芽と思われるものが確認できました。このまま無事に成長してほしいと思います。

一方、温室では冬~春の花の準備を進めています。朝晩の気温差で苗が痛まないように気を遣いながら管理しています。

ラナンキュラスが順調に発芽しました。今年は昨年よりも気候の変動が大きいと感じています。3週に分けて播種をして花の時期を調整しています。

シクラメンは昨年より一ヶ月ほど早く花が上がっている感じです。上農祭10月14日(土)頃にはちょうど良い状態のミニシクラメン(4号鉢300円の予定)が出荷できそうです。