長野県上伊那農業高等学校

南箕輪村半沢地区 ホタル生息環境の見学

6月25日(金)

 3年里山コース20名は、カワニナの養殖をメインとした「ホタル再生復活プロジェクト」と共に、南箕輪村大泉地区にあるホタル水路周辺の造園計画、造園整備等も同時に進めています。この計画では、ビオトープ化や公園化を目指して現在生徒なりに自分と向き合いながら、今後どのように形にしていくか、アイデアを模索しています。前回、「かまくらざわ 生きものの里」を見学し、自然あふれるビオトープを見学してきました。

 そこで6月25日(金)、今日現在も600匹程度ホタルが生息している「南箕輪村田沢半沢のホタル」を見学に行ってきました。

 当日は「田沢半沢を愛する会」会長の松澤正友さんより資料を用いて年間活動や現在の飛来状況等の話を聞き、その後個々に質問する時間をたっぷり設けました。時には特別な許諾をいただき、代表生徒が水温を図るなどホタルの生息環境をしっかり学習してきました。

 質問した生徒達からは「年に2回の草刈りのタイミングはあるのですか。」「水路をどきどき清掃した方がよいのですか。」「ホタルの生息期間はどのくらいですか。」といった積極的な意見があり、とても有意義な時間となりました。現在も数多くのホタルが乱舞している実際の環境を通して、様々なことを学ぶことができました。

 今回学習したことを、生徒なりのグランドデザインに生かしていってほしいと思います。