植物科学コース
12月18日(水)
キットを使い、大腸菌の遺伝子組み換えを行いました。
形質転換とは細胞がもともと持っていない遺伝子、DNAを取り込んでそれが表現されることです。
実験では大腸菌が持っていない遺伝子を導入し、新しい遺伝子情報を大腸菌内で表現させます。この実験ではGFPというタンパク質をコードする遺伝子を大腸菌に導入します。
この遺伝子は蛍光を発するオワンクラゲのDNAから切り取ったものです。
実験内容が難しいので生徒は真剣に遺伝子組み換えについての講義を聞き、理解を深めた上での実験でした。
実験は全員成功し、大腸菌の形質を変えることができ、遺伝子組み換えした大腸菌の蛍光色を見て「うわぁ、光っている!きれい!」と驚いていました。
講義では遺伝子組み換え作物(GM作物)、遺伝子組み換え食品(GM食品)についても学習をしました。難しい内容ですが、興味を持って取り組むことができました。