長野県上伊那農業高等学校

伊那の街歩き~リノベーションに向けて~

4月16日 紙庄と初対面

伊那市の商店街の見学に行ってきました!

今後、紙庄(空き店舗)のリノベーションにGLコースが携わる予定です。

昔ながらの建物の構造に驚きながらも、どのようにリノベーションをしていくか想像を膨らませました。

   

   

59日 リノベーションを感じに行く

まさにリノベーション真っ只中の「rear coffee」さんとDYIショップ&PUBのお店を経営する「西町ガレージ」さんの見学をさせていただきました(ともに伊那市西町)。

rear coffee」さん

オーナーの和泉さんが世界45か国を旅して培ったこだわりに興味津々。

様々な木材やタイルを組み合わせたデザインや身近なアイテムを内装に使用しているところにこだわりを感じました。

 

 「西町ガレージ」さん

上伊那農業高校出身の小嶋さんが元自転車屋さんをリノベーション。

あえて壁にくすみをつけたり錆びたトタンを使用したりと、大人な雰囲気のお店に生徒たちもちょっぴり背伸びをして空間を楽しんでいました。

また、夏や冬の外気温に大きく影響を受ける室内温度に関しての苦労話は、「断熱材」の存在が快適さや光熱費の削減にどれだけ関与しているか学びを得ました。

   

5月23日 暑すぎる!!紙庄の3階!

この日はカンカン照り、しかも一番暑い午後に紙庄に訪れました。

紙庄の3階はとにかく暑い!!なんたって外気温に対して5℃くらい高いですからね。

今日はこの暑さを体感しに来ました。

紙庄はおそらく戦前に建てられ、増改築を繰り返して現在の形になりました。

日当たりがよく西日も入る立地にあるにもかかわらず、断熱材がほとんどないため、熱伝導の影響を諸に受けます。そのため、夏は暑く、冬は寒くなるのが現状です。

また、増改築を繰り返しているため、使用する断熱材の重量が大きいと建物の安全性が問われます。

紙庄の暑さを体感したことで断熱材の重要性を改めて考えさせられました。







 

7月25日 断熱材の素地比較実験―準備編―

いよいよ紙庄に用いる断熱材の検討を始めます!

今回は、断熱材の試験区としてオガコ・もみがら・羊毛を設定しました。

紙袋にそれぞれの素材を5cm幅になるよう詰め込みました。

それを建物に見立てたコンテナに4辺設置しました。

それぞれの断熱材でどのような変化が起こるか楽しみです!