長野県上伊那農業高等学校

同窓会

校歌

作詞 福澤 悦三郎 / 作曲 井出 茂太

  1. 日出る山も入る峯も 萬古の雪に輝(かがや)きて気高きかなや駒ケ岳 雄々(おお)しきかもよ駒ケ岳仰げ剛健高潔の 吾が校友の鑑(かがみ)ぞと
  2. 晝は終日(ひねもす)まめやかに 夜は終夜(よもすがら)よどみなく北より來る天龍や 南を駛(はし)る三峰の川汲めや活動質実の 吾が校風の源を
  3. 春桑園の萌ゆるとき 蚕飼いの業もたゆみなく農圃の小田の種蒔きや 麦刈る腕の鍛えにはカリフォルニアの月影も 早苗の露に宿るらん
  4. 夏菜園の培養や 牛に水飼う木下蔭玉なす汗に秣刈(まぐさか)る 冴えの利鎌(とがま)の光にはアマゾン川の流域も 開けて畑となりぬべし
  5. 秋果樹園の楽しさは エデンの園に異ならず垂穂(たりほ)の稻の収穫(とりいれ)も 豐につみて微笑めばジャワ、スマトラの森林も 吾が日の旗を迎うらん
  6. 冬温室の実験(ためし)にも 心づくしのかひあれと學びの道にいそしみて 理想の奥を極めつつ雪アルタイの高台に 櫻咲く日を思うかな
校歌 (令和3年度 吹奏楽 演奏)
校歌 オルゴール (昭和33年卒 帯川 伊千広氏作製)

上農寮寮歌

作詞 小町谷 常是

  1. 銀雪聖き俊嶺に 金光崇高(たか)く射すところ 世の黎明(しののめ)に魁けて 先ず照り初むる四つの城 眼路涯もなき高台(こうだい)の吾等が希望上農寮
  2. 天照らします神の世の 神乍らなる農耕(いとなみ)を くにの基に培いて 正道直路を誤らず 俯仰(ふぎょう)天地に恥ずるなき 吾等が理想上農寮
  3. 山紫に水清き 中野ケ原を宰(うしわ)ける 神の御前におろがみて 高く掲ぐる日の御旗 仰ぐ吾等が胸深き 至誠天地に通うらん
  4. 長五百秋(ながいほあき)に栄え行く 瑞穂の国の高原の 沃土に眤(なじ)む歓喜(よろこび)を 友に班(わか)ちて永劫(とことわ)に 光栄(はえ)あらしめん讃へなむ 吾等が楽土上農寮
寮歌(令和3年度 吹奏楽部演奏)

応援歌

作詞 小町谷 常是 / 作曲 小池 猛

  1. るり紺碧の大空に 銀雪さゆる駒ケ岳 巍蛾千秋にゆるぎなき われらが意気を君みずや
  2. 炎熱やくる夏の日に 流汗りんり鍛えたる 鋼の鉄腕の脚 上農健われらあり
  3. 瀬々の白波岩をかみ 渦まき返す天竜の 怒濤永久にこだまする われらが意気を君みずや
  4. 春は散りゆく花を踏み 秋は錦の地を蹴りて 鉄磐石鍛えたる 上農健われらあり
  5. 蚊籠(かろう)地中のものならで 雲居に駆ける時は今 奮い闘え時今ぞ 奮い闘え時今ぞ